フライドスイートポテトと書いたものの、まっ、素揚げしたさつまいもです。塩を振っていただくのが王道のおいしさですが、食べきる企画につき今回は「付けておいしいディップを2種類」作りました。ディップはいずれもレンジでチンするだけ、さつまいもを揚げている間に出来ちゃいます。
さつまいもの下ごしらえと揚げ方
①さつまいもは斜めの輪切りにしてから2等分か3等分の棒状に切って、水にさらす。
②キッチンペーパーで水気をふき取る。
③鍋を中火にかけ、冷たい油にさつまいもを入れて揚げはじめる。
(このほうが時短、じっくり揚がって焦げることもありません)
キャラメルディップ
バターや生クリームから作るキャラメルソースは砂糖の焦がし加減が難しいけれど、市販のキャラメルを使うと、あっという間にできて簡単、失敗なし。
キャラメルに香料が入っているので最初はガツンとキャラメルが主張、モグモグするうちにお芋の風味が口に広がって、「あ~おいし~」となる組み合わせです。
あっ、かき氷用に買った練乳がおうちにある方いますか?
さつまいもに付けてもおいしいので、この機会に使いきってしまいましょう!
材料
市販のミルクキャラメル 5個、牛乳 大さじ1
(写真の器には、倍の量が入っています)
作り方
①耐熱容器にキャラメルと牛乳を入れて、レンジで1分加熱する。
②ダマがなくなるまで、よく混ぜる。
(ぶくぶく泡立つので、大きめの耐熱容器を使ってください)
チーズマヨディップ
甘いさつまいもにコクのあるチーズマヨの組み合わせ。
プロセスチーズはお好みのものを、今回はカマンベールチーズ入り1個15gを使用。
特にチーズにこだわりはないのでナチュラルチーズでも、ご家庭にあるお好きなチーズでどうぞ。
おやつだけでなく食事にも!ゆでた人参やグリーンアスパラなどを足すとサラダがわりの一品になって栄養バランス抜群です。
材料
プロセスチーズ 2個、牛乳 大さじ2、マヨネーズ 大さじ1/2
作り方
①耐熱容器にチーズと牛乳を入れて、レンジで1分加熱する。
②マヨネーズを加えてダマがなくなるまで、よく混ぜる。
(キャラメル同様ぶくぶく泡立つので、大きめの耐熱容器を使ってください)
さつまいもの保存方法
いただいたさつまいもは、新聞紙をのせてから箱を閉じて保管していましたが、早くも芽がでてしまいました!
何本かずつ新聞紙でくるんでおいたほうがよかったかな、と反省。
さつまいもは17度を超えると発芽しはじめるそうです。
じゃ、冷蔵庫に入れる?さつまいもの冷蔵庫野菜室保存を勧める人もいるけれど、3~8℃の野菜室では、さつまいもさんにとっては寒すぎじゃないの?
どっちがよいのかわからないので、松茂美人を出荷している農協さんに聞いてみました。
結論は「さつまいもを冷蔵庫(野菜室)に入れちゃだめ」でした。
農家さんの保管庫は14~15℃に保たれているそうですが、この季節の家庭での保存では芽がでても仕方ないのかぁ~。
そうだ、そうだ家庭で農家さんの保管庫と同じ条件といえば、ワインセラーがありますね。
ワインセラーをお持ちの方は、ワインと一緒に入れてあげてください(Keity家には、なくて残念)。
さて、出てしまった芽は、おいもの栄養を取られないように、すぐに取ってしまわなければなりません。
がんばって生きようと出てる芽をプチプチ取るって、なんだかかわいそうだけど、おいしさのためです!
(さつまいもの芽はじゃがいものように害はありません)
とにかく、出来るだけ早く食べ切ってしまうことが一番!
たくさんあって食べきれない場合は、先日ご紹介した「さつまいもペースト」にして冷凍するのが、一番食感が変わらない方法だと思います。お菓子作りにも重宝します。
焼き芋やレンジで加熱したものも冷凍することもできますが、少しパサつくし微妙に食感が悪くなります。(いずれも食べやすい大きさに切ってから冷凍します)
生のまま切り分けて冷凍する方法もあるようですが、やったことがないので未知の領域!
じゃがいもには出来ないさつまいもの実力、また、検証してみたいと思います。
さつまいも料理、ディップ2種を追加して、14品となりました。
さつまいも料理、まだ続けるの~? はい、まだ続きま~す。