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火を使わずにできる草木染め③ なすの皮を使ったら意外な色に染まった!

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火を使わずできる:料理のくず野菜で草木染め①の玉ねぎの皮、②のぶどうの皮の成功により、さらに気をよくして草木染めも三回目に突入!今回はナス。本体?はおいしくいただき、皮を使って染めてみます。濃い紫色のナス、どんな色に染まるかな?

ナスの草木染め(植物染め)の方法

今回ナスは3本使用しました、ピーラーで皮をむいていきます。

ナスの草木染 皮むきむいた皮3本分、紫色のガクの部分も使います。

ナスの皮

皮に水を500cc加えて、レンジで10分チン。
色が薄かったので、5分追加して、トータル15分加熱。

ナスの草木染、染料

ナスの皮は玉ねぎやぶどうの皮に比べて、色が薄い。
皮をぎゅっと絞ってみたら、少し濃くなりました。

ナスの草木染

均一に染まるように、まんべんなく攪拌したら、レンジで5分チンします。
レンジでチンしているあいだに、ボウルに焼きミョウバン大さじ3を入れ、湯300ccで溶いておきます。
レンチンしたタオルを絞って、軽く水洗いしたら、
ミョウバン液に浸していきます。

はい、毎回楽しみな色の変化の瞬間がやってきました。
汚れた雑巾風の色が、ミョウバンにつけるとグレーがかった紫色に変化!
さすが、ナスの漬物の色止めに使うだけあって、ミョウバンとの相性も抜群なのか!? 

ナスの草木染、ミョウバン浸け

ミョウバンに浸けて混ぜ混ぜしているうちに、紫というよりグレーに近い色に変化してきました、あれれ?想像と違ってきました。

ナスの染め上がりの色は?

ミョウバンに浸けたあとの色は完全にグレー、紫色じゃない。ナスの草木染め 染め上がり水洗いして干すと、色はさらにうすくなって、薄い薄いグレーになりました。

写真だと濃く見えますが、実際はもっともっと薄い色です。
白に近いグレーです、残念っ!染めたというよりは、使い古して汚くなったような色にもみえます。
ミョウバンに浸けたときには、もっと濃い色だったのに不思議ですね。
色素が定着しなかったのか。

結論、ナスはぶどうみたいにキレイな藤色にならず、グレー系になることがわかりました。
ナスもぶどうも濃い紫なのに、こんなに染め上がりの色が違うなんて草木染って、奥が深いわ!
そういえば、ぶどうを食べると舌が紫色になるけれど、ナスは皮ごと食べても紫色になりませんよね。
色素の量が違うから、染め上がりの色が違うんでしょうかねえ、不思議です。

なす草木染 染め上がり2

なすの草木染、反省点

3回目にして、残念な結果となった「草木染め」のナス編。
色が薄くなった原因はナスの皮が少なかったことだと思います。
ナス料理を作るときは、皮をむいて冷凍保存。染めるときには今回よりも大量の皮を使ったら、もっと濃いグレーになりそうです。
ナスのイメージからはかけ離れるものの、濃く染まるならグレーもアリだと思います。
ミョウバンにつけた直後のグレーはキレイでした、せめてあの色になればよかったなあ。

さらに詳しい染め方は、以下の玉ねぎの皮で染める記事からどうぞ

www.toku-share.com

草木染め、玉ねぎの皮・ぶどうの皮・ナスの皮のまとめ

玉ねぎの皮、ぶどうの皮、ナスの皮を染めたタオルたちの写真をまとめとして載せておきます。自然の色は美しくてうっとり!

何度も書いてますが、肉眼でみるともっと明るい色に染まってます。
並べてみるとナス染めは、ほぼ白にみえちゃうね(トホホ)。

でも楽しかった~レンジで草木染めが出来ちゃうのは新発見でした。
簡単にできて、こんなにキレイな色に出会えるなら、またやります!

玉ねぎ、ぶどう、ナスの草木染

皮をむいたナスの料理

皮をむいたナス

ナスは1本ずつラップして、レンジで7分くらいチンします。
このときの唯一の注意点は、ナスのヘタや先を切り取らないこと。
切ると水分が出て、おいしくなくなります。

ナスのレンジ蒸し

皮をむいてレンジでチンしたナスはきれいな薄緑色。
(写真よりも見た目はもっと鮮やかなのに、ざんねん)
口当たりトロ~リ、とっても甘くておいしいんです。
焼きナスはおいしいけど、時間がかかる!
でも、これなら早くて簡単にナスを甘みを堪能できます。

年中出回ってても、旬のナスはやっぱりおいしいですよね。
Keity、夏になると毎年これ作ってます。
(緑がキレイなので翡翠ナスと呼んでます)

ナスは皮付きでレンチンするよりも、皮むいたほうが口当たりよくて確実に美味!
(皮付きでレンチンするとバクハツすることもあるよ)
これね、一人2本は軽く食べられます。

草木染しなくても、ぜひ皮むいてレンチンしてみてください。
翡翠ナスはいろいろなお料理に使えるところも便利です。

味付けは、焼きナスのようにおろししょうが+醤油+削り節やポン酢+削り節といった和のノーマルな味付けはもちろん、フレンチドレッシングやイタリアンドレッシングをかけてもおいしい。
ゆでた海老やイカ、帆立といっしょにマリネして冷蔵庫で冷やすと、りっぱな一品になります。
魚介類よりも「ナスおいしいね~」とほめられます、ナスが主役級。

あとは、そうめんや冷やし中華の具にもおすすめです。

そうそう、先日食事に行ったお店で「焼きナスのゼリー寄せ」がでました。

ナスのゼリー寄せ

冷たく冷やすとサッパリして夏にぴったりな前菜、上の千切りしょうがと枝豆が良いアクセントになっていましたよ。
これも翡翠ナスを使うと簡単にできますね、焼きナスよりも色がキレイだし、おもてなしにも喜ばれそうです。

自宅で作るならお吸い物よりも濃い目に作っただし汁に、ゼラチン液を加えてナスを入れて固めるだけ。
ナスは小さめに切ったほうが、ゼラチンとの絡みがよくなります。
むき海老やコーンなどトッピングを替えるのもアリ。
冷やし固めて切るのが面倒なら、一人分ずつガラスのカップで作ると楽です。

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